レーデルオガワでは、厳選された良質な革のみをミモザ100%のタンニンを用いて伝統的で丁寧な鞣しがされたコードバンだけを新喜皮革から仕入れ、美しい輝きをもったコードバンを製造しております。
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新喜皮革のコードバン
新喜皮革でなめし、仕上げ、生産される馬皮はヨーロッパから運ばれてきます。
それは長年馬革生産を積み重ねて行く中で、世界中から馬皮を仕入れ厳選した結果、一年を通じて、馬体が大きく安定した肉厚の皮がヨーロッパから供給される馬皮であると考えたからです。
弊社製馬革は同じなめし、厚み、仕上がりの牛革と比べると、「軽く」、「引き裂き」に大変強い特性があります。
また臀部(臀部)にコードバンという特殊な繊維層が存在します。
新喜皮革では30年以上にわたる研究と技術の研鑽から、世界に誇る新喜皮革製のコードバンの生産に成功しました。
新喜皮革製コードバンは馬の臀部内にしか存在しない緻密な繊維層を裏側から削りだし、手間暇をかけて、約10カ月掛け仕上げた馬革です。
別名「キングオブレザー」、「革のダイヤモンド」とも呼ばれ、独特の光沢感と重厚な質感はその名にふさわしいものです。
それらは新喜皮革の60年に渡る積み重ねと、原皮選びから一貫したこだわりが放つ結晶でもあります。
そうして作り出された弊社謹製コードバンは、様々な職人の手により形にされ、より異彩を放たれて行きます。
新喜皮革の歴史
- 1951年 先代により馬革製造新田商店を創業する。月産数十枚から製造を開始。現社長が学業の傍ら家業を手伝う。
- 1958年 本格的に現社長がドラム1台等から仕事に従事する。
- 1967年 手吹きの塗装一式を設備し、製革技術の習得に励む。
- 1973年 当時東京にて唯一の植物タンニンなめしコードバン製造工場にて研修する
→ コードバン・植物タンニン革の製造を学ぶ。 - 1975年 姫路市高木にて木製ピット(革なめし槽)を用い、コードバン製造試験を開始する。
同年コードバンクラスト革の製造販売を開始する。
以後木製ピットを拡充していく。 - 1985年 木製ピットを20台に増加。当時の月産枚数は丸革 約1500~2000枚
- 1991年 現在の地に工場建設。ドラム、タンニン槽、2台連続の自動塗装一式等を再度新設する。
- 1998年 社名を「有限会社新喜皮革」と改め、法人化する。
専務取締役新田芳希がフランス・リヨンの皮革学校での修行から帰国後、本格的にコードバン仕上げ工程を行う。 - 2006年 第三工場を建設
- 2009年 現在木製ピット40台に増加し、各種用途に合わせたコードバン及びフロント革(胴体部)を生産する。
月産枚数は丸革 約4000~5000枚 - 2011年 60周年を迎える